土母の主成分は「光合成細菌体」という微生物です。彼らは土の中で他の有益な微生物を増やし、土壌環境をバランスよく保ってくれます。
人間でいう「水分補給」や「ご飯」は、植物でいうと「水やり」や「肥料」にあたります。人間も、ベースとなる心身の状態が健康でなければ水分やご飯がうまく取れませんね。同様に、植物も健康が保たれ根の張りが良くなることで、水分や肥料をしっかり吸収することができるようになります。土母は、そのための土壌環境を整える役割を担い、植物が健康でいるために効果的な「サプリメント」のような存在なのです。

初心者でも手軽で安心
土母が人気の理由は、その手軽さにあります。使い方が非常に簡単で、特別な計量は必要ありません。週1回程度、1株(5号鉢基準)につきキャップ2~3杯を、薄めずそのまま根元にかけるだけ。また、微生物が主成分の有機活力剤なので、うっかり使いすぎても害がありません。初心者でも手軽に、安心して日常のケアに取り入れることができます。

汎用性が高い
土母は、土で育てるものであればどんな植物にも使うことができます。室内・屋外問わず、観葉植物、ハーブ、花や野菜などほぼ全ての植物に使用可能。花や実の付きが良くなる効果も期待できるので、汎用性が高く、植物によって種類を変えずに済む点はとても便利です。
このように、植物との暮らしを難しく考えず、もっと気軽に楽しんでほしいという想いに寄り添う「土母」。その効果と手軽さから、リピーターが多い人気アイテムです。ぜひ、普段のお世話に取り入れてみてはいかがでしょうか。
文:藤井麻未